⑨英語教育記録:お母さんの声の力

こんにちは!

口下手のための英会話教室、講師の大羽奈緒美です。

今日は「お母さんの声の力が本当にすごい」と感じたことを書きます。

「子どもにとっては、お母さんが1番」かぁ…

私にバイリンガル育児術を教えてくださった林智代乃先生からは、「ママの声が子どもには1番」と聞いていました。そして、市の母親教室など、それこそもうどこに行っても「子どもにとってはお母さんが1番」という話を聞くのです。しかし、実は私は「ママの声が1番説」に疑いを持っていました。なんというか、すごくロマンチストな考えで「お母さんを神格化しすぎじゃない?」って思っていたからです。他にも「日本っぽい発想だなぁ…」とも感じていて、そういう考えが日本のお母さんたちを窮屈にさせるんじゃないかとも思っていたことも原因でした。

他にも、自分が母として「こんな私が母親なんていいのかなぁ…」と感じていたこともあって、自分が娘にとってそこまで影響力があるなんて実感が湧かなかったのです。

でも、実際に娘の発話を見ていると、インターナショナルスクールに通う2歳5ヵ月の娘が話す英語は全て「全部、母である私と一緒に覚えたこと」だったんです。この事実に気づいたときは、最初は私も驚きでした。

さらに言うと、スクールではたくさんの英語歌を聞いているはずなのに、娘が口ずさむ歌は全て私と歌った歌ばかりなのです。しかも、こちらが歌を歌ったことを忘れている時期に、突然歌いだすこともあるので「こんなに母の発話を娘がインプットしているのか!」と衝撃を受けたほどです。

Pod Cast「English At Home Is Fun」

そして、この説を裏付けするような話を、Pod Castの「English At Home Is Fun」という番組で聞きました。この番組は、日本人の親子に対して「おうちでの英語の取り入れ方について」インタビューをするという番組です。

娘さんは8-9割の日本語の環境で過ごし、インターナショナルスクールに通っていません。しかし、お母さんとの英語の関わりを通して英語力を伸ばし、小学校のおそらく3-4年生(記憶が曖昧です)で、ネイティブとも対等に会話をし、英語の早口言葉や英語のジョークを理解するまでに至っているのです。そのお母さんと娘さんにインタビューをしていく内容です。前半はお母さんが娘さんとどのように過ごしてきたかについて、後半は娘さんがネイティブの人と雑談をしたり早口言葉で遊んでいる会話を聞くような形です。全て英語ですが、難しい英語ではないですので良かったら聞いてみてください。

内容を簡単に紹介します。どうして「バイリンガルに育ったか」の道のりについて、そのお母さんが言うには

小さい子どもは、言語の区別をせずに、音とお母さんの表情で感情を理解できる。それを利用して、言語だけでなく表情などで「感情のやり取り」からスタートさせる。次のステップとして、英語の歌を歌う。英語の絵本を読み聞かせる。すると、いつの間にか英語は英語。日本語は日本語と区別をして、英語を話し始めた。

ということなんです。

そもそも、言葉とは感情、考え、イメージを伝えるツールです。そのツールの本来の目的を保ちながら、発達段階に合わせたアプローチを1番の保育者の方(日本では多くの場合はお母さん)がする効果は絶大だと思いました。

よく「私は全然英語できないから」というような悩みを話してくださるお母さんがいらっしゃるのですが、自分の経験やこのPod Castでの話を考慮すると、

「私は英語の発音良くないから…」であっても、お母さんの声の英語を聞かせてあげないとすごくもったいないなぁと感じたのです。

1番大事なことは、英語の技術ではなくお母さんが楽しそうに英語に触れる姿なんだと思ったのです。

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